SurfLab vol.39 | AIで、やってみたいを形にする/金利のある世界

2026-09-13

携帯からAIに頼む資料作成、サーフィン動画の編集、3Dの家づくりを実例で紹介。金利・不動産・税金の話も交え、AIに任せる作業と、自分で判断する部分を話し合いました。

この回のメモ

第39回は、9月13日に千葉・一宮の一宮町公民館で開催しました。参加者によるAIでの資料作成の実践から始まり、髙橋の「AIで、やってみたいを形にする」、武嶋さんの「金利のある世界」へと話題が続きました。

冒頭には、携帯からPCのAIへ指示し、勉強会の資料を作った実践が共有されました。伝えたいことや手元の資料を渡し、構成やスライドの順序を会話で直していく流れです。完成した資料とやり取りを見ながら、移動中にも作業を進められる使い方を紹介しました。

髙橋は、AIで現場の困りごとを解決する取り組みに懸賞金を出す「GENIAC-PRIZE 2026」の募集案内から話を始めました。現場の課題を知る人と、AIを使った仕組みを作る人が組んで取り組む形や、応募までの流れを紹介しました。

身近な実例は、サーフィン動画の編集です。以前は長い録画から人数を数えて自分を探し、手作業で切り出していました。今回は、ファイルやソフトを扱って作業を進めるAI「Codex」に会話で依頼。自分のライディングを切り出し、本人を追うズームを付け、本人が選んだライディングをコーチに共有する動画へまとめるところまでを実際の映像で見せました。気になった点は仕上がりを見て伝え、次回も使う手順を「スキル」として保存しています。

もう一つの実例は、図面と内装写真から作る3Dの家。Codexに頼み、3D制作ソフト「Blender」で部屋や家具を形にしました。できた家を見ながら2階や海辺の庭を追加し、家の中を見て回る動画も紹介。最初から細部を決めきらず、できたものを見て希望を伝える進め方が、動画編集と家づくりに共通していました。

武嶋さんの発表では、政策金利と長期金利の違いから、住宅ローン・不動産・株・為替へのつながりを整理しました。不動産と税金の話では、相続税に関わる不動産評価の見直しや、非居住者から物件を買う際の源泉徴収が話題になりました。制度や市況については、当日の資料で扱った内容を記録しています。制度を知らないために必要な情報へたどり着けない問題についても話し合い、本人に関係する制度をAIが知らせる仕組みへの期待と、専門家による確認の必要性を共有しました。

共有資料には、前回の「チャットAIと、AIエージェント」から1か月使い続けた振り返りも掲載されています。メモと手順書を残す工夫や、何を問うかを考え、結果を確かめ、人と相談して合意を作る役割をまとめています。当日の終盤は、核融合と核分裂の違い、発電に向けた課題から量子コンピューターへと話が広がりました。

当日の様子